ビットコインがサポートラインを割る、年始最安値更新

ビットコインが大きなサポートを割ってきました。

ビットコインの日足。

8月～10月までおおむね70万円台で動いてきたビットコインでしたが、年始最安値を割り込み、現在は62万円で推移しています。

ビットコインは重要なサポートラインを割ったため、反発も弱く、市場はかなり弱気で、参加者心理は非常に傷んでいます。

ビットコインではありませんが、ビットコインキャッシュ(2017年8月にビットコインからハードフォークして誕生したコイン)が2018年11月16日にハードフォークし、2つのコインに分裂しました。

この際にあった混乱と不安、また両陣営の争いに対する失望から全体が大きく売り込まれる結果になりました。

(※なお、すでにビットコインキャッシュは海外でBCHABC、BCHSVというコインに分裂し売買されている。分裂に伴い価格も分裂前の価格以下になっている、日本の取引所は現在のところBCHABCだけサポートするとみられる。)

一言で言えばかなり悲惨な状態です。

これから12月中旬にはBakkt先物がやってきますが、納税のための年内利確も意識されると思いますし、12月以降、多少上下をしながら落ちていくだろうと考えています。

ビットコイン以外のコイン (アルトコイン) も基本的にビットコインが強気なら強気になり、弱気なら弱気になるので、下手に手を出すのはやめたほうが良さそうです。

新規参入者も見込めず、買い目線では見れないので、無理をしない空売り以外でほとんど触る価値のない市場のように思います。